家にあるだけで誰も弾かない、インテリア化したピアノを「休眠ピアノ」と言いますが、そんなピアノにぜひ、また誰かに弾いてもらう機会を与えてあげませんか?
今は何でもリサイクルできる時代です。ピアノも例外ではありません。人気メーカーのピアノは古い物でも、思いがけず高額で売れる場合があります。
どうせ売るなら高く買ってもらいたいですよね。そこで、買取額をアップさせるコツについてまとめてみました。
他にも見積もりを依頼していると言うだけで…
まず1つ目。これが一番重要です!複数の業者に見積もりを取りましょう。
これは、まず心無い業者にピアノを買いたたかれないために、相場の価格を知っていた方が交渉しやすいこと、複数の業者に競合させることにより、業者からより高い見積もり金額を引き出せるからです。
実際にピアノを売った体験者の話では、他社に見積もりを依頼していると言っただけで、査定額がアップした例もあるそうです。
ぜひ複数の業者から見積もりを!その際はネットでのピアノ「一括査定」が便利です。
見積書をしっかりと確認する
次に、複数の業者に見積もりを依頼し、上がってきたものを確認するのは当然ですが、その時買取金額だけを見るのではなく、見積書の内訳までしっかりと見ることです。
もし見積もりの内訳に「運搬費」の詳細が書かれていなければ、必ず業者に確認しましょう。
通常買取の場合は、査定額の中に運搬費が含まれている場合が多いです。
つまり、買取価格(実際に支払われるお金)=ピアノの値段?ピアノ運搬費こういうことです。
しかし中には買取価格とは別に運搬費を請求する業者もあります。ピアノは重いものですし、楽器なので扱いも特殊になりますから、普通の運搬費よりも高額になります。
ですのでその部分が不明瞭だと後から高額の運搬費を請求され、結局売ったお金があまり手元に残らなかったなんてことになりかねません。
当然そのあたりをごまかしてくる業者については、こちらから断るべきです。見積もりについて他にも疑問があれば遠慮なく業者に確認しましょう。
備品・清掃・ウソはつかない
最後に、自分でできる査定額UPの方法についてです。
1.ピアノを綺麗にする
使っていないと言っても、これから売ろうとしているものなので、少しでも見栄えが良い方が査定者の印象も良くなります。
ホコリを払い、乾いた柔らかな布で綺麗にふき取ってあげましょう。お疲れさまと感謝の意味を込めて拭いてあげるだけでも違うと思います。
鍵盤も皮脂などが付着していますので、きちんと磨いてあげましょう。
2.備品も一緒に
購入時に付属していたイス、ピアノカバーなどが残っていれば、これも綺麗にして一緒に渡しましょう。
取扱説明書、補助ペダル、楽譜なども査定UPの対象になることがあるそうです。
3.交渉の段階でウソをつかない
例えば大きなキズがあるのに業者に現物を見せるまで黙っているなど、少しでも買取価格を上げようと都合の悪いことを隠していると、業者との信頼関係がなくなり最終的には買取額が下がってしまいます。
ピアノの現状は正直に話すのがポイントです。