家の隅に鎮座している、物置と化したピアノ。飼い猫の恰好の昼寝場所としてこのまま置いておくのも勿体ないですよね。
売りたいけれど、3、40年前に買ったピアノなんてきっと売れないだろうと思っているあなた。
いいえ、古いピアノでも売れる場合があるんです。あなただけにこっそり、古くても売れるピアノの種類と売れる理由をお教えします。
あなたのピアノ、もしかしたら売れるかも
家の隅に鎮座している、単なる物置と化してしまったピアノ。
有名なピアノ買取のCMでは、アップライトピアノの天屋根の上で、猫が気持ちよさそうに寝ているところを「ピアノ売ってちょうだい?」の声に起こされていましたが、弾かれないピアノの天屋根は本当によく猫のお気に入りの場所になるそうです。
さて、猫には申し訳ありませんが、もう誰も弾かなくなってしまったそのピアノ。もし売れるなら売りたくありませんか?
そうは言っても、家のピアノはもう30?40年くらい前の古いものだし、当然あちこちガタがきているはずだし、売るなんて無理じゃないの?とあなたは思うかも知れません。
いえ、たとえ古くても、売れるピアノはあるのです。
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古いピアノが売れるわけ
1960年代後半、1ドルがまだ360円という時代に、ヤマハはピアノ生産台数世界1位になりました。ちなみに2位はカワイです。
両者は低価格帯のピアノ生産メーカーとして、海外で高い評価を受けました。そして今でもヤマハ・カワイと言えば、海外でも名の通ったピアノメーカーとして認知されています。
メーカーの成長著しい1960年代?80年代のピアノは、日本人の職人たちが当時手に入れることができる最高の材料を使って製作した傑作だと言われています。
品質が良く、状態も良く、価格も手ごろなこの時代のピアノは、中古ピアノになってもやはり人気があり、特に海外では日本の中古ピアノは「安い新品を買うよりもいい」とわざわざ中古品を選ぶ人もいるのだそうです。
実際今、低価格帯のピアノは東南アジアなどの工場で製作され、材料も環境保護、木材の高騰などからその頃に使用していたものが使えないなど、品質的には劣ると言われています(あくまで低価格帯のピアノです)。
ヤマハ、カワイだけじゃない、古くても良いピアノ
古いピアノでも、買取ってもらえる可能性があることをわかっていただけたでしょうか。
さて、古くても売れるのはヤマハ・カワイのピアノだけではありません。生産台数は少ないですが、他にも人気の高いピアノがあります。
フリッツクーラー
1948年設立された「東洋ピアノ」が製作したピアノです。
「アポロ」というブランド名でピアノを作っていましたが、1960?70年代に作られた「フリッツクーラー」は、東京芸大、武蔵野音大の指定楽器となったほどの名器だと言われています。
アップライトにも、上位グランドピアノにしか使わないような高価な材料を使い、迫力のある響き、広がりのある音質を実現しています。
大橋ピアノ
1958年設立、ヤマハ、カワイの天才ピアノ職人だった大橋幡岩により作られたメーカーです。完全手工業だったため、わずか4600台ほどしか作られていませんが、今でも幻の名器として多くの愛好家がいます。
もし家のピアノが上記2つのうちのどちらかなら、ぜひ一度、査定を受けてみてください。