家にある不要なピアノを処分しようと、深く考えずに近所の回収業者に来てもらったら、何かと理由をつけられ、結構な額を請求されてしまった、という話をよく耳にします。
ピアノ売買に関するトラブルについて、その種類や、悪徳業者に引っかからないための注意点をまとめてみました。もう騙されない!信頼できる業者を見つけて円満買取を。
ピアノ買取にまつわるトラブル
家にある不要なピアノを処分しようと、「引き取り料金負けるよ?」の甘い言葉につられて回収業者に来てもらったら、何かと理由をつけられて結構な料金を請求されてしまった、などピアノ買取にまつわるトラブル話をよく耳にします。
ピアノは大きく、そして重く、分解するのがかなり困難(素人では危険なので絶対分解しないようにと言われている)なので、自治体が引き取りを拒否する「回収困難ゴミ」として扱われることが多い厄介な物。
となると、回収業者に有料で引き取ってもらうか、売れるならピアノ買取業者に売ってしまうしかありません。
回収業者に引き取りを依頼すると、大体2万?5万程かかります。処分代がそんなにかかるなら、できれば買い取ってほしいですよね。
しかし、買取業者をきちんと選ばないと上記のようなトラブルに巻き込まれる場合があります。
結構なパターンあり、ピアノ買取のトラブル
買取に関するトラブルには、他にも以下のようなパターンがあります。
1.査定額と買い取り日に渡される金額が違う
引き取りに来た当日、ピアノを確認する際にキズや状態の悪さを指摘され、事前に電話などで知らされていた査定料よりも低い値段で引き取られてしまうというものです。
査定料に満足したからその業者に決めたのに、後から値段を下げられるなど、詐欺に近いものがありますよね。
2.出張費・査定料を取られる
基本ピアノの査定はピアノの情報さえ間違っていなければ、電話やネットで査定が済むにも関わらず、一度査定に訪問したいと家に来て、その際の出張費や査定料を請求されるというものです。
3.適正な値段で買わない
中古ピアノはメーカー、種類、品番などで、ある程度相場が決まっています。しかし本当は売れるピアノなのにそれを知らせず、不当に安い価格で業者が買いたたくというものです。
トラブル発生の際の対処。トラブルに合わないために
せっかく段取りをつけたのに、これでは骨折り損ですよね。
こんな悪徳業者に頼まないために、私たちが注意すべきことをまとめてみました。
1.手続き上疑問点やはっきりさせておきたいことがあれば、きちんと質問・伝える
例えば、査定料はかかるのか?電話で示された査定料は変更されることはないのか?など。等疑問点は契約前に業者にきちんと確認しておき、後でトラブルにならないようメモなどに残しておきましょう。
2.自分でもある程度の知識は持っておく
ピアノの不当な買いたたきは、こちらのピアノ売買に関する無知が一番の原因です。ですので事前に自分のピアノの相場などの知識を仕入れておきましょう。
3.信用できる業者を探す
業者の中には、甘い言葉でお客を引き寄せ、恫喝まがいの勧誘で無理やりピアノを引き取ろうとする悪質な者もいます。
信用できる業者をできるだけ多く探して、査定してもらうのが一番賢い方法です。それには、優良な業者が集まっている一括査定サイトなどを活用するのがおすすめです。