もしあなたのピアノにカビやキズがあったら、買取は不可能なのでしょうか?いいえ、日常的に付いたカビやキズ程度なら、査定価格に影響はありません。
なぜならその程度のキズや故障は修理可能だからです。引き取られたピアノは、どんな修理を施され、リニューアルピアノとして生まれ変わるのでしょうか?
ピアノを処分するつもりなら、ダメ元で一括査定を受けてみて!
家にある古いピアノを処分しようと決めた時、まず考えることは「処分するのにどれくらいお金がかかるんだろう?」ということではないでしょうか?
ピアノは大きく、しかも重いため、自治体では粗大ゴミとしての回収を拒否される「適正処理困難物」として扱われているところが少なくありません。
特にピアノにキズやカビなどがある場合、買取なんてとんでもない!処分費用を負担して引き取ってもらうしかない、あなたがそう思うのも無理はないでしょう。
しかし、キズやカビがあっても、20年、30年前のピアノでも、場合によっては買取ってくれることがあるのです。
ダメ元でも結構です。一度「一括査定」を受けてみませんか?
一括査定とは、ピアノの情報を元に複数の業者から見積もりを取る、使用料無料のサイトです。もしかしたら、お金を払って引き取ってもらうつもりだったピアノが、思わぬ臨時収入源になるかも知れません。
たとえカビやキズがあっても…
もし、キズやカビがあったとしても、それが生ピアノの場合は、かなりの確率で買取ってもらえます。
なぜなら、キズやカビが日常生活で自然に発生した程度のものであれば、ピアノをクリーニングすることにより、ほぼ新品の状態に近いところまで再生することができるからです。
そして日本の中古ピアノは、今ではコストの問題で到底使用できない良質な材料を使い、日本の工場で日本の職人によって丁寧に作られた良品が多く、海外、特に近年経済発展が著しい中国などのアジア圏ではとても人気があります。
ちょっと奮発しても日本の中古ピアノがほしいという買い手が、あなたのピアノを待っているのです。
ただし、洪水などにより水に浸かってしまったピアノや、火事によって焼けたピアノなど、破損の状態がひどいものに関しては、修理できない場合もあります。
そのようなピアノは引き取った後、分解され、再生可能な部品のみ回収し、残りは廃棄されることとなります。
ピアノ再生の流れ
引き取られたピアノは、以下のような流れで新しく生まれ変わります。
- 外装を外し、塗装されては困る部分にマスキングを施す。
- 外装に付いた深いキズは埋め、細かいキズは塗装の後研磨を施し、直す。
- ハンマーの形や硬さを直し、弦、チューニングピンなど何千もの部品をチェックし、劣化や破損部品があれば交換、修理を行い、錆を落とす。
- 鍵盤の表面や側面、裏側まで、専用の洗剤で磨き、細かなキズを消していく。ピアノ内部の清掃も行い、アクション部の細部を調整し、タッチ感が均一になるようにする。
- 調律を行い、緩んだ全ての弦を直し、正しい音程にする。
- 外装部の組み立てを行い、アップライトの場合は、響板の上側も清掃する。
- 全体を点検する。
(上記手順は「ヤマハ・リニューアルピアノ」の工程参照)
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