家にある不要なピアノを処分しようと、スマホやPCで「ピアノ処分」というキーワードで検索をかけ、処分についての記事を読んでいると、「ピアノ引き取り料金が発生」や「引き取り料は無料」という言葉を目にすることがあります。
ピアノ引き取り料金って、一体何なのでしょうか?そして引き取り料が無料になる場合にはどんなものがあるのでしょうか?
ピアノの処分は難しい!?
家にあっても誰も弾かない、でも簡単には捨てられそうもないピアノ。日本には「休眠ピアノ」と呼ばれるこのようなピアノが、約700万台もあるそうです。
多くの休眠ピアノが家に置いたままの状態なのは、まさに処分の難しさが薄々分かっているからなのでしょう。
今、廃棄物の処分にはお金がかかります。ピアノのような大型で、重量が重く、そして容易に分解できない物に関しては、多くの自治体が処分不可能として回収を拒否しています。
そんな中にあって、もしピアノを処分するなら以下の方法が考えられます。
- 買取してもらう
- リサイクル業者に回収してもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
- 引越し業者に回収してもらう
この場合、1.以外の方法では引き取り料金が発生する可能性があります。
ピアノ引き取り料金の内訳 搬出費
ピアノの引き取り料金とは、文字通り、ピアノをその家から引き取るために発生するお金のことなのですが、その内訳をもう少し詳しく説明すると、
- 搬出費
- 輸送費
に分かれます。
搬出費はピアノを家の外に出すための費用、輸送費はトラックに積んだピアノを、目的地(大抵は業者の修理・処分工場や倉庫)まで輸送するための費用です。
まず搬出費ですが、ピアノは大きく、重いので、ピアノ運送専用の業者が搬出を請け負うのが一般的です。そしてピアノの種類や設置場所により、料金が変動します。
アップライト グランドピアノ
1階 追加料金なし 追加料金なし
2階以上 階が上がる毎に+5000?8000円 +5000?9000円
クレーン使用 +10000円 +10000?25000円
エレベーター使用 +2000?3000円 +3000?8000円
分解 +30000円 +30000円
最後の「分解」というのは、出入り口が狭く、そのままの形ではピアノを運べない場合、支障が出ない程度にピアノを解体して搬出することです。
ピアノ引き取り料金の内訳 輸送費
輸送費は、ピアノの種類や目的地までの距離によって変動します。
アップライト グランドピアノ
?10km 18,200円 31,417円
?20km 20,150円 33,800円
?30km 22,100円 39,260円
100?? 37,700円 67,340円 (2016年 引越し侍のピアノ運送より抜粋)
上記の価格はあくまで一例であり、業者により多少の違いはありますが、ピアノを引き取りってもらう場合、大体これだけ料金がかかります。結構な金額ですよね。
しかし、引き取り料が無料になる場合があるのです。それが1.ピアノ買取業者に買取してもらう、という方法。
もしあなたのピアノがヤマハ・カワイの3本ペダルのピアノなら、買取ってもらえる可能性は十分あります。
それどころか買取料を払ってもらえるかもしれません。それ以外のピアノでも、引き取り料完全無料を保証している業者もあります。
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