査定額は低くてもいい!価値を分かってくれる業者にピアノを売りたい!と思っている方もいることと思います。
ピアノを売る際に、買取価格の決め手となるのは生産メーカー、種類、品番、ペダルの数です。特にメーカーは海外の有名メーカーか、ヤマハ・カワイなど日本のトップメーカー以外は、値段がつかないと言われています。
しかし、それ以外のメーカーのピアノの中にも、職人が丹精込めて作った良いものがあり、少数派ですがそのようなピアノの価値を理解してくれる買取業者もあります。
高額査定とならないピアノとは
ピアノの買取に関心のある人が、PCやスマホで「ピアノ買取」と入力すると、まず上位に挙がってくるのは、ピアノ「一括査定」サイトではないでしょうか。
試しにのぞいてみると、1分ほどの入力で、自宅のピアノを査定してくれるとか。
便利な世の中になったものです。
これらのサイトで、ピアノ査定のために必要な情報には
- ピアノメーカー(ヤマハ・カワイ等)
- ピアノの種類(アップライト・グランド等)
- 品番(製造番号)
- ペダルの数(2本・3本)
があります。
他にもキズや自動演奏機能の有無などがありますが、ピアノの査定価格を大きく決めるのは、上記4つの項目。
査定では、思ったより高値がつくこともありますが、逆に値段がつかないこともあります。
- 有名海外メーカーやヤマハ・カワイ以外
- 製造から30年以上経っている
- ペダルの数が2本
上記のピアノには、値段がつかないことが多いです。
以前は日本にもたくさんのピアノ生産メーカーがありました
先ほど、海外や日本の有名メーカー以外のピアノには値段がつかないと書きましたが、実はヤマハ・カワイが生産台数世界1、2位を争っていた1960?80年代、日本には多くのピアノ生産メーカーがあったことをご存じですか?
その頃、日本にはピアノブームが起こっていて、黙っていてもピアノはたくさん売れました。
中小ピアノメーカーの職人たちはその中で、自らの腕を頼りに手作業でピアノを作っていたのです。
ところがピアノブームが去ると、少子化も重なってピアノが売れなくなりました。このような中小ピアノメーカーは、そのほとんどが倒産や自主廃業に追い込まれていきました。
しかし中小ピアノメーカーが作ったピアノの中には、高価な材料を使い、デザインにもこだわり、職人が丁寧に作った良品と言われるものもたくさんあるそうです。
廃業したピアノメーカーの例 (株)プルツナー
今から30年以上昔のピアノの中には、そんな品質の良いピアノが眠っているかも知れません。
例えば、「プルツナー」というピアノメーカーをご存じですか?
アップライトなら正面に「Pruthner」と書いてあるはずです。このピアノは浜松にあった「大洋楽器(後の(株)プルツナー)」というメーカーが作ったもので、当時は高級ピアノを生産していました。
白鍵には象牙を使い、黒鍵は黒檀を使用するなど、当時手に入れられる最高級の材料を使い、職人が1台1台手作業で作っていたのです。
象牙鍵盤は肌触りが良く、汗を吸収してくれるため、今でも最高ランクのグランドピアノに使われたりしています。
もしピアノを売ることになったら、買取価格はともかくそのピアノの良さを分かっている業者に買取してほしい。
このようにお考えならば、ぜひ一括査定を利用してください。多数の買取業者が登録している一括査定サイトなら、マイナーメーカーの良品にこだわって買取している業者を見つけることができますよ。
ピアノ買取一括見積なら、一番高くピアノを売ることができます。こちらをクリック!